【ショートコラム】 〜幸せな人生に必ず役立つ〜 塩のはなし(その2)「塩が多い食べ物とは?」
舞鶴市健康づくり課の管理栄養士です。
国が定める食塩摂取量の目標値は 7 グラム未満ですが、現状の食塩摂取量は 9.8 グラムと言われています。
日本の食文化には塩が欠かせず、欧米などに比べても、日本人は食塩摂取量が多くなりがちですが、生涯、健康に幸せに暮らしていくため、塩分摂取量を適切な量にしていくことが大切です。
連載ショートコラム「〜幸せな人生に必ず役立つ〜塩のはなし」は、
■塩をとりすぎるとどうなる?
■どんな食品に塩が多く含まれている?
■おいしく塩をへらすコツは? など
あなたにずっと笑顔で暮らしていただくため、”塩”にスポットを当ててお届けします。
第2回目の今回は、「塩が多い食べ物は?」というお話です。
身近なところに塩を多く含む食べ物が
例えば、うどんやラーメン。
この時期あったまるし、おいしいですよね。
お汁だけでなく、麺自体にも塩分が含まれているので、お汁まで全部飲むと5~6gの塩を摂取することになります。
1日の塩分摂取量の目標値は7g未満なので、1食でほぼ1日分を摂ってしまいます。
加工食品などの目に見えない食塩量にも要注意です。
ちくわ、ソーセージなどには1本あたり0.5~0.6g。食パン6枚切り1枚には0.7g。もちろんカップ麺やレトルト食品、お漬物などにも少なくない塩が入っています。
身近なところに塩を多く含む食べ物が、色々あります。
栄養成分表示を確認しよう!
「何に塩が多く入っているか分からない!」
そんな方は、ぜひ『栄養成分表示』をチェックしてください。
商品の側面や裏面にエネルギーなどどともに食塩相当量が表示されています。
お弁当やお総菜は表面に表示してある場合もあるので要チェックです!
表示が「1袋あたり」なのか「100g」あたりなのかにも注意が必要です。
飲食店ではメニューに表示されている場合も
飲食店では、メニュー表に食塩の量が表示されている場合があります。
表示を見て、食塩の少ないものを選んだり、汁を残すなどちょっとの工夫を積み重ねて、塩を減らしてみましょう。
幸せな人生のために、塩と上手に付き合いましょう!
今回は「塩の多い食べ物を知るため、栄養成分表示を見よう!」というお話でした。次回は、「食べる時のちょっとした工夫」というお話です。
お楽しみに☆
※治療中の人は、医師の指示に従ってください。
※高齢者において極端な減塩は食事量の低下から低栄養をおこす心配もありますのでお気をつけください。
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Mail kenzo@city.maizuru.lg.jp
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